柳野国際特許事務所


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 ノスクマード/柳野国際特許事務所では、月1回、弁理士の柳野隆生が、あらゆる企業の有志の方々を対象に、ベンチャー塾を開催しています。
 技術・市場・ニーズの激しい変化、国際競争の激化に対応してゆくために、いま、何をなすべきか。過去30年以上にわたり、知財ベンチャービジネスの育成に取り組んできたノスクマード独自の視点から、知的財産をベースとした新しい企業経営のあり方をアドバイスします。

 

柳野塾とは


 この厳しい社会環境、変化の激しい時代の中で、私達はどう生きなければならないのでしょうか。近年におけるベンチャー企業、中小企業は、押し寄せる不況の波、産業構造の変化、熾烈な競争市場の中、かつてないほどの厳しい状況におかれています。
 総務省データによると、我が国の中小企業(個人事業者も含む)は、約420万社あり、全企業に占める割合は実に99.7%にのぼります。つまり、ベンチャー企業、中小企業の育成・発展こそが我が国の経済の発展そのものに直結するといえます。
 企業が持続的に成長していくためには、将来の市場の変化や社会環境の変化をいち早く捉え、これに積極的に順応し、グローバルなレベルでの様々な課題を乗り越えていかなければなりません。国際的競争力のある企業となるための条件として、以下の二つの要素を備えることが不可欠であると考えます。

 第一に、他にはない差別化された競争力ある「商材」。「商材」とは企業における技術や商品、サービスなど、この様な競争力のある商材を備えるためには、どのようなものを想定して開発すべきかという経営戦略が重要になります。 第二に、「知」を生み出す「人材」。特に企業のトップ、あるいは企業の中の各リーダー層の育成・成長が重要となります。
 つまり、企業にとって最も大事な資源は、「商材」と「人材」であるといえます。知的財産とは、まさにその「商材」に対する「知」であり、「人」が生み出す「知」というものが、企業を成長へと導く大きな糧となるのです。

 アインシュタインの特殊相対性理論の中で、『E=mc²』という有名な関係式があります。ノスクマードでは独自の視点から、『E=mi²』を用いることがあります。 「c²」ではなく「i²」とした理由は、次のとおりです。

@ここでの「i」は、まず虚数の「i」に通じています。虚数の「i」は、2乗してもマイナスであり、4乗で初めてプラスに転じます。つまり「i」は4乗以上の力を付加しない限りプラスにならないという意味において、まさに現代における社会活動と似ています。

Aまた、「i」は、Ideaや、Invention、Innovationなどを意味します。これらの「知」につながる「i」をいかに多く持つかということが、企業の運営においても今、我々に問われています。「m」(質量)、すなわち土地や工場、機械といった有形資産を多く持っていたとしても、「i」(知)を持たない限り、生み出される「E」(エネルギー)が小さいものになってしまうのです。



 ノスクマードでは、このような観点からこれまで新しい商材開発、そこにおける知的財産の開発、人材の開発、企業の開発に取り組んでまいりました。

 そして、ノスクマードベンチャー塾では、15年以上にわたりその中でも重要なコアとなる「人」に焦点をあて、次世代のアントレプレナーへと育成するために、次の時代を担う若い世代を中心に知識の共同開発、つまり「知」を開発して共有することに尽力してまいりました。具体的には以下のようなことを行なっています。


輪読会 企業研究/次世代ベンチャー研究
国際問題研究 国内問題研究
技術研究 市場研究
人物研究/リーダー育成 未来研究
   
 当塾ではこのような研究や、柳野隆生による個別指導などを通じて、塾生一人一人が主体的に学習・行動して新しい種をつくっていく為の支援を行なっています。それは短期間で習得できるものではなく、長期的視野に立った継続的な取組みが必要であると考えています。
 ノスクマードベンチャー塾は、これからもますますこの啓蒙活動を発展させてゆきます。そして、若い世代の方々が新しい時代をつくり、明日の社会をより豊かなものにしてゆくことを願っています。


 当ノスクマードベンチャー塾にご興味をお持ちの熱い気持ちのある方は下記電話番号かメールアドレスにご連絡ください。